ご挨拶
春榮堂では昔ながらの伝統技術を継承し、貴重な書画や愛着の有る作品を手仕事ならではの暖かみの有る表具に、お仕立て致します。
特に古軸、古額、等の仕立て直し、作品の染み抜き等を得意としております。
全て種々有る反物の中から、お好みの色、柄等をお決め頂き御意向に沿う様にお仕立て致します。
また思い出の布地(着物、帯、スカーフ、ネクタイ、ファブリック等)を活かし、斬新な額や色紙掛け、短冊掛け、ファブリックパネル等にして日々お楽しみ頂くのも宜しいかと存じます。
掛軸の仕立て直し
【上村松園】掛軸の仕立て直し依頼です。
最初に軸装してから時代が経ち彩色部に剥落が見られます。
表装の裂地(布)の柄も、お客様の感性と合っていませんでした。
![]() 掛軸修復前 |
![]() 掛軸修復後 |
仕立て直し作業は剥落部の補彩と裂地の変更です。
お客様自身で全ての裂地をお選びに成りました。
とても華やかで気品が感じられる掛軸に生まれ変わりました。
関西表具店連盟加盟店
表具用語のご説明『今月の用語』
『衝立』(2月)
衝立(ついたて)とは飛鳥時代に中国から日本に伝えれた物で有り、その当時の屏風は
衝立の形態であったと言われる。
居住空間を二分する時に使用し、移動させれば元の一つの空間に戻す事が出来る。
一時的に空間を分ける手段として、座敷などに用いられた。
また、台所・玄関・通り庭・玄関口などに用い、訪問者の視線を奥の室内に直接届くことを
遮る意味が有る。
また、訪問者には衝立が調度品で有る事で、おもてなしとしての意味も有る。
屏風は、美術品として一つの分野を築いているが、衝立も美術的な表現の場として
一分野を形成している。
また、絵画や縁の漆仕上げ等の平面的表現に加えて彫刻を大いに含む。
衝立の彫刻は板面に浮き彫りで表されることもあれば、台脚より上部の全てが本体である場合も有る。
春榮堂取扱品目
表装・表具・壁装・掛け軸・屏風・金屏風・和額・扁額・額・襖・衝立・巻物・扇面・色紙・短冊・法名軸・版画・裏打ち・修理・修復・染み抜き・仕立て直し・涅槃図・曼陀羅・四国八十八カ所・西国三十三カ所・朱印軸・朱印帳・折手本・集画帳・日本画・書作品(書・書道)・和紙パネル・ファブリックパネル・リトグラフ
(関西・大阪府・大阪市・大阪)大阪市内で表具店をお探しなら大阪市立中央図書館、徒歩5分の春榮堂(春栄堂)をご用命下さい。